クレカの不安…クレジットカードを使用する際の不安を解消しましょう
~クレカの不安 クレジットカードを使用する際の不安を解消しましょう~
クレジットカードは今やお買い物の「神ツール」となっていますよね。
商品を購入したり食事の会計であったり、最近ではインターネットでのお買い物にもクレジットカードの出番は非常に多くなってきました。
しかし便利に使えるが故に利用するにあたって、不安を感じる人も少なくないのが現状です。
一番の不安と言えばやはりニュースにも多く取り上げられている「個人情報などの流出」や、それに伴う「不正利用被害」などではないでしょうか。
また正しい使い方(支払方法)などについてもイマイチ仕組みが分からない人も結構たくさんいるんですよね(;^_^A
「クレジットカードの便利さは分かっているけど、上記の様な事が引っかかってなかなか使えない」
そんなあなたの為に、今回はクレジットカードの不安を解消できる情報をお伝えしていこうと思います。
不安な点をしっかりと理解&対策する事で、クレジットカードの便利さを知っていただきたいと思います(*^▽^*)
個人情報流出・不正利用について
まずは一番の不安点と考えられる「個人情報流出」「不正利用」について詳しくお話していきましょう。
今からお話する事は、しっかりと把握して忘れないようにしてくださいね ( ..)φメモメモ
- 個人情報の流出と不正利用
- 本人が行わなければならない対策
- ネットショッピング時の注意点
個人情報の流出と不正利用
意外と知られていませんが、実は盗難などによりクレジットカードそのものから流出する可能性がある個人情報は「名義人」「クレジットカード番号」「有効期限」「セキュリティコード」などのクレジットカード記載事項のみです。
その為ここから一般的に、銀行口座番号や決済情報などが世間に流れることはありません。
しかし、このクレジットカード記載内容が盗まれることで、クレジットカードの不正利用は発生します。
まずクレジットカード情報盗難手口として代表的なものは、「公共施設のロッカー荒らし」「スリ」「車上荒らし」「スキミング」「フィッシング詐欺」と多岐に渡ります。
ですが、上記の様な被害で不正利用が発生しクレジットカード会社が第三者によるものと認めた場合には、原則としてクレジットカード会員(あなた)には請求が発生しない事になっています。
ただし
- クレジットカード裏面に名義人の署名がない場合
- 他人貸与やクレジットカード会員関係者による使用や不正発生から長期間過ぎている時
- キャッシング被害に遭った場合
には補償が適応されないため注意が必要です。
本人が行わなければならない対策
ではクレジットカードを利用するお客様(あなた)は、上記の様な不正利用に対してどのような対策を行えば良いでしょうか?
まず大前提として先にもお話ししましたが、クレジットカード裏面に必ず署名をしておくこと。
そしてクレジットカード会社から発行される利用明細を毎回必ず確認することです。
また、「家族を含む他人に貸与しない」「暗証番号は推測されやすいものに設定しない」といったことも大切です。
まれに、普段持ち歩かないクレジットカードの情報が盗まれ、不正利用被害に遭うケースもありますが、クレジットカード会員様の管理方法に問題がなければ不正利用被害は原則的に補償されます。
ネットショッピング時の注意点
クレジットカードを実際に使用する際も、もちろん注意すべき点があります。
例として、ここではネットショッピング時の注意ポイントをご紹介します。
1つ目は、利用サイトの決済情報入力ページは「SSL暗号化」に対応しているか、を確認すること。
SSL(Secure Socket Layer)とは、インターネット上で情報を暗号化して送受信する仕組みの事を指します。
分かり易く言うと、個人情報やクレジットカード情報などの大切なデータを暗号化する事により安全にやり取りできます。
ではSSL暗号化対応サイトはどうやって調べればいいの??
SSL暗号化対応サイトか調べるのに一番簡単な方法は、URLの最初が「http://」ではなく「https://」になっているか確認しましょう。
またSSL対応の場合、URLの前に表示されている鍵マークをクリックする事で、サイトの運営者情報やSSLサーバ証明書に関する情報が表れます。※もちろん当ブログサイトもSSL暗号化対応です(*^-^*)
クレジットカードのリスクについて
では実際にクレジットカード決済するときは、どのようなリスクが考えられるでしょうか。
クレジットカードが原因で、犯罪の被害に巻き込まれる可能性があることについて何となく知っている人は多と思います。
しかし具体的なリスクについて理解している人は少ないかもしれません。
そこでまずは、クレジットカード決済のリスクについて具体的に見ていきましょう。
- フィッシング詐欺
- スキミング
- 情報漏洩(セキュリティ不足が原因)
- クレジットカードの盗難
フィッシング詐欺
「フィッシング詐欺」とは、まず実際に存在するネットショップやクレジットカード会社、銀行など装って偽のメールを送信します。
そしてその後、偽の会員サイトでクレジットカード情報を盗む手法の犯罪です。
メールはもちろんのこと、SNSを通して偽サイトに誘導することもあります。
仮にフィッシング詐欺に遭ってしまった場合には、クレジットカード情報が盗まれて不正利用されてしまうことになります。
さらに、銀行口座の情報や氏名といった個人情報が盗まれ、より大きな犯罪に巻き込まれてしまうリスクも考えられます。
また近年はSNSのアカウントを乗っ取り、フィッシングサイトへのリンクなどを拡散する犯罪手口も増えてきています。
この場合には被害者が詐欺の一端を担ってしまうことも考えられるため、注意が必要です。
フィッシングサイトの特徴としては、「サイトの日本語がおかしい」「取り扱っている商品が極端に安い」「間違ったパスワードなのにログインできる」ということが挙げられます。
メールやSNSに掲載されたサイトで容易にクレジットカード情報を入力しないのはもちろんのこと、正規のサイトかどうかを見極めることが消費者には求められます。
スキミング
「スキミング」とは、クレジットカードの磁気に記録された情報を「スキマー」と呼ばれる装置で読み取り、不正にカード情報を手に入れる犯罪手法のことです。
スキマーには一般的なカードリーダー型のものが多く、ATMのカード挿入口などに設置され、気づかないうちに情報を読み取られてしまうという手口があります。
さらに付近に設置された隠しカメラで暗証番号を盗撮して不正利用されるケースも珍しくありません。
そして犯人は、不正に入手したカード情報をもとにクローンカードを作成して、店舗などで使用すると言う犯行に及びます。
最近では、非接触式のクレジットカードや電子マネーを狙ったスキミングも増えてきました。
なかには不接触式のスキマーを持ち歩き、人が密集した場所でカード情報を抜き取る犯罪者も増えてきています。
しかし被害者はカードを盗まれるわけではないため、知らないうちに被害が拡大してしまうケースも少なくはありません。
情報漏洩(セキュリティ不足が原因)
クレジットカード決済を導入している事業者が気をつけたいリスクが、セキュリティ不足による情報漏洩です。
何故なら外部からの不正アクセスによって、クレジットカード情報を盗まれるリスクがあるからです。
実際に2013年には、アメリカで大手流通業の「Target(ターゲット)」社が約4,000万件ものカード情報を漏洩させたことが問題となり、多額の損害賠償金を支払いました。
さらにタチが悪いのが不正アクセスによって漏洩したカード情報は、盗み出した本人に使用されるだけではなく、ネット上で売買されて悪用される危険性があるという事です。
万が一事業者側のセキュリティ対策不足で情報が漏洩してしまった場合、大きな責任問題に発展してしまうことは避けられません。事業者は念入りにセキュリティ対策を行うようにしましょう。
クレジットカードの盗難
当たり前ですが、クレジットカードの盗難も気をつけたいリスクのひとつです。
盗難に遭ったクレジットカードが不正利用されたとき、クレジットカード会社がその売上を取り消す「チャージバック」を要求する事ができます。
これは購入者(あなた)にとっては、安心してカードを使用できるルールのひとつです。
しかしこうなった場合、商品を販売した側はクレジットカードの利用代を返金しなければなりませんし、商品が手元に戻ることもないため損害が発生することになります。
この様に販売した側にも大きく関係することになるので、盗難のリスクやその後の取消作業の流れについて理解しておくことが大切です。
クレジットカードを安全に使うには??
ここまではクレジットカードについての不安な点についてのお話をしてきました。
ではここからは「どうすれば安全にクレジットカードを使えるのか?」という観点から話を進めていきましょう(*^-^*)
- 利用履歴はしっかりと把握しておく
- 支払日の前日までに残高を確認しておく
- 不正利用されても60日以内であれば基本的に被害はゼロ
- 一括払いは手数料ゼロ
- カードのルールを確認しておく
利用履歴はしっかりと把握しておく
クレジットカードでお買い物をすると「どんどんお金を使っても、お金が減らないから実感わかなくて怖い」と言う人もいるでしょう。
そういった人には、まず利用履歴をしっかり把握する事をおすすめします。
基本的に利用履歴は、現在ではカード会社の会員サイトから確認できるようになっています。
その数字をしっかり把握しておく事で、使い過ぎを回避する事ができます。
また、利用履歴を見ることによって、「ここの出費は無駄だったな」「意外とこの支払いがしんどいんだな」といった客観的な分析ができるようになります。
利用履歴から具体的な数値を把握しておくことで、現金払いよりも具体的なお金の管理ができるようになります。
支払日の前日までに残高を確認しておく
クレジットカードを利用する上でもっとも注意しないといけないのは、支払い遅延や延滞などの「事故」です。
あらかじめ支払えないことがわかって放置するのは正直論外ですが、口座をいくつか持っており「うっかり入金し忘れていた」といった場合でもカード会社からは同じ遅延・延滞として扱われてしまいます。
支払日の前日、または支払日が休日である場合は直前の平日には必ず残高を確認し、引き落とし時に残高不足にならないように気をつけましょう。
不正利用されても60日以内であれば基本的に被害はゼロ
クレジットカードを盗まれたり落としたりした場合は、何より先にカード会社のカスタマーセンターに電話してカードを停止してもらいましょう。
しかし停止が間に合わなかった場合でも、不正利用から60日以内であればカード会社が補償してくれます!!
しかし、以下のようなケースは不正利用と認められないので気をつけてください。
- 家族や同居人が勝手にカードを利用していた場合
- 他人へカードを貸したり譲渡していた場合
- 購入した商品がすでに利用者本人の住所に送られ、更にそれを受け取ってしまっている場合
- 戦争や地震などの著しい社会的混乱の中で生じた場合
一括払いは手数料ゼロ
基本的にクレジットカードを利用するときは常に一括払いを選んでおけば安心です。
一括払いであれば手数料はかかりません。
現金払いとの違いは「その場でお金を払うか」「後日口座から引き落とされるか」だけの違いなので管理の手間もかかりません。
「クレジットカードの支払いは一括払いがもっともお得」という事をよく覚えておきましょう。
カードのルールを確認しておく
前項と重複してしまいますが、基本的なルールの確認も非常に大切です。
先にもお話しましたが、クレジットカードの裏面にはサイン欄があります。
これにサインしていないと「本人のもの」として認識されないので気をつけてください。
また、家族に預けたり、他人に貸したりといったことも厳禁です!!
クレジットカードは基本的に「自分が使う物」という事をしっかりと頭に入れておきましょう。
正しく使えば便利・お得なクレジットカード
ここまでは、正直かなり怖いお話をたくさんしてきました。
しかしこれはもちろん脅かすわけではなく、クレジットカードを正しく使っていただきたいからこそのお話という事でご了承下さい。
っという事で、ここからはクレジットカードを使う上でのメリットの点でもお話していこうと思います。
正しく使えばクレジットカードは「便利」「お得」なんです(*^▽^*) 使った方が断然良いと思います。
その点について、いくつかお話をしていきましょう!!
- カード決済でポイントがGET出来る
- ネットショッピングは決済がスムーズ
- 現金を無くすリスクが減る
カード決済でポイントがGET出来る
クレジットカードの大きな特徴として、「ポイント還元」や「キャッシュバック」という仕組みがあります。
これはクレジットカードを使用して支払いをする事で、ポイントが貯まったり購入代金の数%が返金される仕組みの事です。
しかし支払い方法を「分割払い」や「リボ払い」にしてしまうと、手数料でそうした特典が意味のないものになってしまいます。
そのため基本的には「一括払い」で決済する事をおすすめします。
現金払いと同じ金額を支払っているのに、クレジットカード払いだけが特典を受けられます。
これはクレジットカード決済の大きなメリットと言えるでしょう(*^▽^*)
ネットショッピングは決済がスムーズ
近年では主流になっている「ネットショッピング」でもスムーズな決済ができるのはクレジットカードの強みのひとつではないでしょうか。
最近ではインターネットの普及によりAmazonや楽天を始め、ネットショップで買い物をする人が非常に増えてきています。
そのネットショッピングでの決済でも、現金払いよりもクレジットカード払いが主流です。
購入品の中には「クレジット決済、もしくは指定口座への入金確認後に商品を発送する」というケースも多くなっていますが、その点では断然クレジットカード払いの方がスピーディーと言えるでしょう。
また、ネットショップだけでなく実店舗でのお買い物の場合でも、手持ちのお金がないときなどにATMや銀行まで行ってお金を引き出す手間が省けます。
お金を引き出すだけでもで数量がかかってしまいますからね(;^_^A
現金を無くすリスクが減る
極端なお話ですが…
クレジットカードだけしか持ち歩いていない場合は、仮に財布を落としてもカードを停止すれば口座のお金は守れます。
しかし現金のみの場合だと財布が見つからない限り中に入っていたお金は残念ながら戻ってきません。
その点から考えると、クレジットカードは現金よりもなくすリスクが低いサービスなのです!!
そのため「現金だから安心」ではなく「現金だから危険」といったイメージを持つことも大事だと思います。
このように、クレジットカードは使い方を間違えなければ、現金払いよりも安全かつお得なサービスと言えます。
まとめ
長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただき有難うございますm(_ _)m
クレジットカードは未だに「便利さ」よりも「不安」が勝ってしまっているのが現状です。
もちろんこれまでお話してきたように、クレジットカードに関する事件や事故は未だに起こっています。
しかし私たち自身で守れる方法や、ここ数年ではサポートも非常に充実してきています。
クレジットカードの正しい知識を身に着ける事で、メリットがたくさんのお買い物ライフが送れるのです(*^-^*)
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