デビットカードのしくみについて 使い方やメリット・デメリットを解説
~デビットカードのしくみについて 使い方やメリット・デメリットを解説~
【デビットカード】このワード…最近頻繁に耳にするのですが、あなたはこの「デビットカード」ってどんな物かご存じですか?
聞いた事はあるし何となくは分かる様な気もするけど、実際のところはよく分かっていない。
そんな方は要必見ですよ(*^-^*)
ここ近年ではキャッシュレス化が飛躍的に進み、デビットカードの利用者も増加傾向にあります。(もちろん私も利用しています)
そこで今回は「デビットカード」の基礎知識及び、正しい利用方法について解説していきますね(*^▽^*)
是非とも今後の参考にして見て下さいね!!
もくじ
デビットカードとはなんぞや??
デビットカードとは、カードでの支払いと同時にご自身の銀行口座から引き落としがされる仕組みのカードです。
銀行口座から現金を引き出さずに支払いができる事はもちろん、銀行口座の残高以上にお金を使いすぎる心配がない安心感などから人気が出てきています。
またデビットカードには、銀行のキャッシュカードをそのままお買い物で利用できる「J-Debit」と、国際ブランド加盟店で利用できる「国際デビット」の2種類があります。
J-DebitとはATMなどで利用しているキャッシュカードを使ってショッピングでの支払いができ、J-Debitの加盟店でのみ利用できます。※加盟店は日本全国にありますが、日本国内でしか利用できません。
国際デビットとは、VISAなどの国際ブランドと提携しているデビットカードです。
VISAデビットであれば、もちろん世界中のVISA加盟店で利用することができます。
海外旅行先での買い物に国際デビットを利用する事で現地通貨での利用相当額が円換算され、即時に日本の銀行口座から引落とされます。
その事から事前に現金を換金しておく必要もなく、非常に便利にかつ安全に使えるでしょう。
デビットカードとクレジットカードの違い
まず初めに、デビットカードとクレジットカードの主な違いについて解説していきましょう。
【デビットカードとクレジットカードの違い】
デビットカード | クレジットカード | |
引落しのタイミング | 即時 | 月決めの後払い |
ポイント/キャッシュバック | カードにより異なる | 基本的に適用される |
ETCカード | 利用不可 | 利用可能 |
年齢制限 | 15歳以上(中学生は不可) | 18歳以上(高校生は不可) |
デビットカードのメリット・デメリット
デビットカードについて理解がでいたところで、ここではデビットカードに関するメリット・デメリットをご紹介していきましょう。
しっかりとり把握する事で、正しくデビットカードの利用が出来る様にしておく事が大事です(^-^)
デビットカードのメリット
- 使いすぎる心配がない
- 審査なしで発行できる
- お金の管理がラク
- 利用額に応じてキャッシュバックなどがある
- 海外でも利用できる
使いすぎる心配がない
デビットカードのメリットとして、まず挙げられるのが使いすぎの心配がないことでしょう。
デビットカードの特徴は、自分の預金口座残高の範囲内で利用できる決済方法です。
そのためクレジットカードのように与信枠があるわけではなく、預金残高以上に使いすぎる心配がありません。
支払いをすると即座に口座から利用額が引落とされる仕組みのため、クレジットカードのように分割払いやリボ払いはありません。自分の支払い能力以上に使ってしまうリスクがなく、安心して使えるのはメリットといえるでしょう。
審査なしで発行できる
クレジットカードを発行する場合は申込み時に審査がおこなわれ、審査の結果に応じて与信枠が決定されます。
しかしデビットカードは与信枠がなく口座残高までしか利用できないため、原則審査なしで発行してもらうことが可能です。
また、クレジットカードは通常18歳以上から申込み可能なのに対し、デビットカードは15歳~16歳以上と早い段階で申込みできます。
15歳~16歳でも申し込みは出来ますが、学生(中学生・高校生)の場合には申し込みは出来ません。
お金の管理がラク
デビットカードは支出管理もしやすくなるメリットがあります。
例えば銀行口座から現金を引出す際、引出したことの履歴は通帳に残りますが、当然「引出したお金をどのように使ったか」は残りません。
しかし、デビットカードであれば、利用した店舗などの決済情報の履歴が通帳に記録されるため、「いつ、なにに、いくら使ったか」が一目瞭然でわかります。
さらにアプリのあるデビットカードであれば、スマートフォンから口座の履歴とデビットカードの履歴を確認できます。
そのため、すぐに通帳記帳できない場合でも確認できて便利です。
利用額に応じてキャッシュバックなどがある
デビットカードの種類によっては、クレジットカードのように利用金額に応じたポイントが付与されたり、キャッシュバックを受けたりできるサービスが用意されています。
こういったサービスが受けられるデビットカードであれば、現金払いをするよりもお得であるといえるでしょう。
海外でも利用できる
先にもお話したとおり、国際ブランドがついたデビットカードならクレジットカードと同様に海外で使うことができます。
中には、国内外で適用される「ショッピング保険」やクレジットカードと同様に「旅行保険」が付帯しているデビットカードもあります。
ただしこれらの付帯サービスはカードによって異なりますので、デビットカードを作る前に十分にチェックしておきましょう。
デビットカードのデメリット
- 分割・リボ払いはできない
- 一部利用できない場合もある
分割・リボ払いはできない
デビットカードの利用では、1回払い以外を選択することができません。
なぜなら先にもお話した通り、預金残高までの範囲内でしか利用が出来ないからです。
月々の支払い負担を減らすために「常に分割払い」または「リボ払い」にしたいという人は、デビットカードを作るとき、1回払いしかできないことを覚えておいてください。
一部利用できない場合もある
高速道路などの各有料道路やガソリンスタンドなど、支払いに使えない場所も一部あります。
高速道路をよく利用する人にとって「ETCカード」は便利なカードですよね。
しかしETCカードの発行には与信枠が必須とされているものが多く、基本的にデビットカードでは発行が難しくなっています。
またクレジットカードであれば、携帯電話料金や生命保険料といった毎月の自動引落としをクレジットカード経由で支払うことでカードのポイントを得ることが可能な場合があります。
ですが、デビットカードではこのような毎月の料金引落としには利用できないケースもあります。
基本的なデビットカードの使い方
ここでは基本的なデビットカードの使い方についてお話していきましょう。
- スーパーやコンビニなどの店舗での利用
- ネットショッピングでの利用
- 海外ATMで現地通貨を引き出す
スーパーやコンビニなどの店舗での利用
デビットカードは日々よく利用するコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで利用できます。
利用する際はクレジットカードと同じように提示し、支払い回数を聞かれたら「一回で」と答えましょう。
ネットショッピングでの利用
インターネットショッピングでもクレジットカードと同様にデビットカードの利用が可能です。
その際には「クレジットカード払い」と選択し、カード番号・有効期限・セキュリティコードなどを入力して支払いをします。
すると即時に口座から料金が引き落としがされます。
海外ATMで現地通貨を引き出す
海外ATMでデビットカードを利用すると現地通貨を引き出せます。
そのため両替所を利用する手間が省け、多額の現金を持ち歩く必要がなくなるので安全です。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
デビットカードは使いすぎを防止することができますし、原則として年会費無料で審査が不要です!!
なので持っているだけでも、いざと言う時に役に立つ便利なアイテムになる事でしょう。
デビットカードとクレジットカードにはそれぞれメリット・デメリットがありますから、理解した上で賢く使い分ける事をおすすめします(^-^)
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